98年 初漁の巻

今回の話は98年6月某日に今年一発目と題して行われた調査である。

予告の内容と違うのは、
あまりにも前だったのでうる覚えになり、説得力の無い物になりそうだったからです。
楽しみにしていた人ごめんなさい。
内容を端折って書くと、あべが大自然にのまれ、DATとのりたけが、
沼にはまり、草履を流され、亀と格闘したのです。
おもしろそう? ご要望があれば、又思い出しますゆえご勘弁を

隊員プロフィール

隊長  MAD / ご存知、探検隊の隊長。今回はちょっと時期が早かった事を薄々感じていたらしい。

副隊長 DAT / 今回久しぶりに行こうといいだした。多分ネットで反響があったからだろう

隊員 のりたけ / カメラを提案したのは確かこいつだったと思う。

                     以上 ・・・ 三名

 

第二話

 久しぶりにMAD家に集まったメンバー。

 実はこんなことでもないとめったに(MAD家に)集まらない。

 DAT「調査じゃぁ〜!クリントン〜!」

 いつもどうり叫びまくるDATにおされつつボディに一発入れて黙らせ、

 今回の計画を発表するMAD

 MAD「今回は、あのため池でエビの生息調査を中心に行く」

 DAT「なまずぅ」ズゥ

 DAT「ぐふ」

 静まるDATを見向きもせず、MADは進める。

 MAD「おそらくこの時期だとザリガニはおろか、オタマジャクシも取れんだろうから期待しないように。」

 一同がっかり

 自転車をうならせ五分ほどでため池に着いた一行は池の様子を見て絶句した。

 そこにはトラップの嵐が!!

 もっともポピュラーなオナモミトラップである。

 MAD「きつ」

 しり込みするMADを差し置きDATは漁場へと駆け出した。

 DAT「うをぉ、なにこれ。」一瞬にして服はトラップだらけになる。

 「くっつき虫ってどこが虫やねん〜!FBIぃ〜!」訳のわからん事を言ってきれるDAT

 のりたけ「漁どころやないなぁ」

 まあ、せっかくきたからという事で少し位はとって行こうという事になり、

 網を入れてみる。

 MAD「……おらん」

 網の中にはいつもなら少なくとも2〜3匹くらいは入っていたエビが今日は居ないのである。

 何度か網を入れるが、トラップの除去作業ばかりに時間がかかり、

 いっこうにエビはゲットできない。

 それでも、何度か入れているうちに10匹ぐらいは集まった。

 DATはもうあきらめ加減でトラップでのりたけと遊んでいる。

 MAD「おのれら何しにきとんねん!」

 MADはきれて八つ当たりすると思いきや、手ごろな木をへし折り

 「うらぁ」ってなかんじにオナモミトラップの木を粉砕しはじめた。

 これにはひくDATとのりたけ。

 10分後

 あたりのトラップを排除し気が済んだのか、棒切れを捨てた。

 MAD「帰るか?」

 後ろ髪引かれつつも帰路に就く一行。

 のりたけ「最低記録とちゃう?」

 一同「はぁ」

 所要時間 1時間    

   次回予告

 新米隊員カズを連れ、うだる暑さの中、われらは再度滝周辺の中州へと挑む。

 そこには予想もしなかった事が待ち受けていた。

 探検中止!? 8月の桂川は何を見せるのか?

 乞うご期待(アップは9月下旬頃を予定)

 

 制作

 本文 MAD

 追加・修正 DAT